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東京ガスや九州大学ら、カーボンニュートラルに向け洋上風力発電所における共同研究を実施

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 東京ガスは、九州大学およびジャパン・リニューアブル・エナジーと共同で、科学技術振興機構(JST)が公募する令和3年度「産学共同(本格型):with/postコロナにおける社会変革への寄与が期待される研究開発課題への支援」に採択され、10月1日より研究開発を開始する。

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 本プロジェクトでは、風車ウエイク現象の解明・予測にフォーカスした研究を実施し、大規模な洋上風力発電所における風車ウエイク現象を高精度に再現するシミュレーション手法を構築。また、最適な風車配置や運転制御の評価を可能とする技術を確立し、発電コストの低減を目指すとしている。なお、具体的な検証・検討の内容は以下。

  • 九州大学応用力学研究所 准教授 内田孝紀氏が開発中の日本型風車ウエイクモデルのさらなる精度向上を目指した、風洞試験やスーパーコンピュータによる解析、大型商用風車の野外計測および風車操業データ分析などによる精度検証
  • データサイエンス(AIなど)を活用した、新しい風車ウエイクモデルの構築を目指す検討

 本プロジェクトの中で、東京ガスは主にデータサイエンスによるアプローチで、シミュレーションの高度化に関する研究開発を担当。なお、研究開発期間は2021年10月1日~2023年3月31日を予定しているという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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