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博報堂、「ESGトランスフォーメーション」サービスを開始 ステークホルダー向けPRまでを支援

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 博報堂は、全社横断プロジェクト「博報堂SDGsプロジェクト」において、国内外の専門企業と連携して提供する「ESGトランスフォーメーション」サービスを新たに開始する。

 同サービスは、クライアント企業がESGを経営の根幹に据え、事業を変革する際に必要となる気候変動や人権対応などのグローバルな経営課題に対応。投資家を中心としたマルチステークホルダーと企業のエンゲージメント向上を、コミュニケーションコンサルティングから施策の実施まで、企業のニーズやステージに応じて支援するプログラム群だという。

 以下に示す企業のESG対応ステージ(レベル)に応じて3つのフェーズで変革を支援し、社会価値と経済価値の同時実現を導くとしている。

1:BASICステージ

 TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)や人権など、変化する開示基準に沿って情報開示をサポートする、ESGに関する基礎的な情報開示の支援を行う「ESGスターターパック」を提供するという。

  • ESG開示の第一歩として、最適で基礎的な開示を実現するコンサルティングを実施。ESGレーティング分析、データブック制作、ESG動向の最新トレンドを共有する研修なども行う。このスターターパックを足掛かりに、統合報告書の作成や投資家との対話など、企業価値の向上を目指した中長期的な支援も可能
  • 博報堂グループのエッジ・インターナショナルが中心となって支援を行う
2:ADVANCEDステージ

 ESG経営の核となる考え方の開発支援や、国内外の投資家・メディアとのエンゲージメントをサポート。より高度で広範囲なESGコミュニケーションの支援を行うとしている。

  • 国内外の評価機関やステークホルダーへの対応をサポート。グローバル・ベンチマーキング、投資家/ジャーナリスト/政策決定機関へのサーベイ、特定分野に関する分析およびレポーティングを実施する。また、世界に向けて企業理念や戦略を効果的に訴える、ストーリーの開発やコンテンツの作成もサポート
  • 博報堂グループのアシュトン・コンサルティングと、同社が加盟しているESG戦略コンサルティング・支援を行う「/amoネットワーク」が中心となって支援を行う
3:INTEGRATEDステージ

 投資家にとどまらない、幅広いステークホルダーとの統合的なESGコミュニケーションを実現するという。

  • ESG経営を企業のブランディングと捉え、博報堂グループ各社のサービスを組み合わせた統合的な支援をワンストップで実現。ESGに連動する長期ビジョンやパーパスの開発、ビジュアル開発、投資家とのエンゲージメントを高めるイベント(国内外)やメディア企画、ステークホルダーに向けたPR企画の実施などを行う
  • 博報堂SDGsプロジェクトが中心となり、各社と連携しながら最適な支援を実施
企業が対応すべきESGレベルの進化
企業が対応すべきESGレベルの進化
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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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