リサーチに効率性をもたらし、DXや新規事業をドライブさせる、SPEEDA徹底活用
――三木さんは操作性が抜群だとおっしゃっていましたが、SPEEDAのUIが非常に使いやすいということは他企業でDXや新規事業に取り組む方からも耳にします。
新井駿也氏(以下、新井):私たちは、日頃からリサーチに慣れ親しんでいるわけではない方やSPEEDAを初めて使う方でもマニュアルなしに操作していいただけることを目指しています。SPEEDAのプロダクト開発にはCEO、CTO、エンジニア、それから我々のようなお客様と接する立場のアカウント担当など、開発に関わるメンバー自身が「自分たちが本当に喉から手が出るほど欲しくなるモノを作る」といった想いで開発改善に取り組んでいることが、UIの評価につながっているのだと思います。
なので、SPEEDAを初めて触る方でも、企業や業界などのあらゆる経済情報に容易にアクセスでき、情報の加工分析から資料の作成まで、ワンストップで実施していただけるかなと思いますし、今後もさらに追求していきたい世界観ですね。
三木:操作性は本当に気に入っていますし、徹底的にユーザー目線で作られていると感じています。特にSPEEDAを気に入っている点が7つあります。
――ぜひ教えてください。
三木:1つ目は「シームレスにつながる情報」です。会社名で検索すると企業情報が表示されます。同一画面内に大分類、中分類、小分類に分けられた業界ページへのリンクや、関連のあるビジネストレンドへのリンクが表示され、各リンクをクリックすると、それぞれのレポートに飛ぶことができます。部内で企業調査の依頼をもらったときには市場環境などの周辺情報も一緒に調べて提供していますので、SPEEDA側で体系的に整理されているのは非常に便利ですし、DX本部メンバーの理解も深まります。
2つ目は「資料自動作成機能」です。調査結果をパワーポイントでまとめているのですが、SPEEDA導入前はそもそも利用したい図表が見つからなかったり、希望年度ではなかったりして大変でした。また情報が見つかっても、図表を加工できずにExcelに一度落として加工するなど、大変な手間がかかっていました。しかしSPEEDAでは画面上でグラフや図も含めて情報やデザインの加工ができ、そのままパワーポイントやPDFでダウンロードすることができます。これが大幅な時間短縮につながります。
3つ目は、IR情報のフォーマットが統一されていることです。IR情報は、企業によってフォーマットが異なります。そのため、一つひとつをじっくり見る必要があって、スピーディな仕事をする上で大きな負担になっていました。しかし、SPEEDAでは共通基準で企業の財務データを横比較できるため、必要な情報をすぐに見つけられ、すっと頭に入ってくるように感じています。