大阪ガスは、三井物産、Northland Power International Holdings (NPI)、ユナイテッド計画(UK)とともに、洋上風力発電を主とした再生可能エネルギー(再エネ)分野における産学連携に関して、秋田県立大学と覚書を、秋田大学と協定書をそれぞれ締結した。
同社は、2050年カーボンニュートラルの実現および地球規模のエネルギー・環境問題解決に貢献するため、三井物産、NPI、UKと4社でコンソーシアムを組成。秋田県男鹿市、潟上市および秋田市沖における、洋上風力発電事業の事業化検討を行うとともに、同事業を通じた地域社会への貢献について検討を進めているという。
今後は、秋田県における洋上風力発電産業の発展と、人材育成の活性化の実現に向け、具体的な取り組みを進めていくという。
なお、大阪ガスグループは2030年度までに、自社開発や保有、他社からの調達を含め、国内外で500万kWの再エネ電源の普及に貢献することを目指すとしている。