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民主化する「プロトタイピング」の新潮流

ユーザー課題の発見後に残る“価値の未検証問題”──新規事業担当者の武器となるプロトタイピングの実践

ゲスト:株式会社bridge 大長伸行氏、株式会社bridge/S&D Prototyping株式会社三冨敬太氏

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プロトタイピングの「データでの評価」と「意志決定」

――プロトタイピングの評価はデータの収集、データの把握、データを用いた仮説の評価という3ステップで進むということでした。データの評価はどのように行うのでしょうか。

三冨:「データの評価」は非常に重要な活動ですが、仮説をどう評価するかはあまり決められたやり方はありません。よく行われるのは、チームでデータを参照しながら仮説は正しかったか、正しくなかったかをディスカッションで評価する方法です。この方法のメリットは簡易的に実施できるためスピード感を高めることができる点です。ただ、デメリットとして「何を基準にして評価したのか」「なぜそう評価したのか」などが曖昧になり、結果として評価が正確にできない、評価をした理由が説明しづらくなることにつながります。

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この記事の著者

栗原 茂(Biz/Zine編集部)(クリハラ シゲル)

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