三菱ケミカルグループとヘルスセンシングは、高感度な圧電フィルムを基盤とした睡眠センサを開発したと発表した。
同睡眠センサは、三菱ケミカルグループの製膜技術と材料設計技術により、高い感度を有する圧電フィルムをセンサ材料の基盤として用いている。これにヘルスセンシングの技術を組み合わせることで、非接触かつ無拘束でBCG(心弾動)を検知し、AI解析によるPSG(終夜睡眠ポリグラフ)推定が可能となり、睡眠の質の検知と心身のバランスを解析できるという。
三菱ケミカルグループは今後、社会課題や多様化する顧客ニーズに対応した製品開発を進めていくとしている。