TISインテックグループのTISは、4月1日より「Web3ビジネス企画部」を設置し、顧客および自社におけるWeb3.0ビジネスを推進していくことを発表した。
Web3ビジネス企画部では、Bitcoinコアデベロッパー、ブロックチェーンエンジニア、Crypto/IDスペシャリスト、Astar Network Official Ambassador、グローバル・ビジネスデベロップメントといった様々なメンバーが、「社会DX」「事業DX」「内部DX」という3つのDX領域へのWeb3.0活用に取り組むという。
取り組みの概要は以下のとおり。
- 社会DX:同社が事業を通して解決を目指す、「都市への集中・地方の衰退」「低・脱炭素化」「金融包摂」「健康問題」の4つの社会課題に対して、Web3.0を活用して新たな事業を展開し、社会へ永続的に貢献することを目指す
- 事業DX:Web3.0を活用して、事業を推進したい顧客に「web3ビジネスコンサルティング」「web3技術コンサルティング」「web3システム開発・支援」「web3社内浸透支援」の4つのサービスでWeb3.0対応をサポートする
- 内部DX:自社の社員から経営層までのWeb3.0に関する知識の底上げ・浸透・体験を通じて、社員一人ひとりがWeb3.0の価値を理解し、十分なリテラシーをつける。これにより、顧客・社会の課題解決につなげていく
TISは今後、Web3ビジネス企画部を中心に、顧客とのPoCや事業開発を推進するとともに、分散アプリケーション(dApp)開発などの知見や技術を持つ企業とのパートナーシップを強化。また、Web3.0新規事業やエコシステムの開発を行い、Web3.0領域におけるビジネス確立を目指すとしている。