自律的なキャリア形成を促す「学習サイクル構築」メソッド
次に人材開発施策として、単発のコンテンツ提供にとどまらずに従業員の自己認知を深め、自律的なキャリア形成を促す学習サイクルを構築する方法についてお伝えしていきます。
学習サイクルの構築というと、人材開発部門主導の研修や学習コンテンツの提供が手段として考えられることが多いかと思います。しかし、それだけでなく、異動・配置も含めた各種人事施策が、職場での実践を促しながら学習サイクルを後押しするものになっていることが望ましいです。たとえば、先ほど弊社の事例紹介で挙げた「認知・選択・開発」を促す施策として、以下のような取り組みが考えられます。