事業成長から逆算した本質的な支援
──具体的な取り組みと、その中でのADDIXさんによるご支援について教えてください。
髙橋:まずは会員数を増やすため、来店や見学の問い合わせに至る流入量の増大化に取り組みました。半分は東急不動産様の“中の人”として、これまでの広告施策の整理をしつつ、同時にWeb広告の運用や認知ブランディング、動画やコンテンツなどの制作、それらのクリエイティブをタクシー広告やデジタルサイネージ等、ターゲットとなる消費者にあらゆる方法で届けることまで担当しています。
置鮎:マーケティングからクリエイティブまで一気通貫での実行推進力は、ADDIXさんを選んだ大きな理由ですね。また、シェアオフィス事業はBtoCの要素も強いビジネスで、顧客データの分析やデータ活用の必要性も感じてはいたのですが、データ活用がうまくできてないという課題がありました。ADDIXさんには、その可視化もご支援いただきました。
スポットごとの点の話だけでなく、その先の事業成長まで見据えたコミュニケーションが取れるので、ADDIXさんが東急不動産の“中の人”という感覚は確かにあります。会員の継続利用やアップセルなどのカスタマージャーニーを一緒に描けるのも、マーケティングや広告施策の前に事業全体を理解した上で取り組んでくださっているからだと思います。
伴走いただく中で、おそらく私たち以上に事業を理解している面があるでしょうし、特にデータの分析を元に事業の課題や特有の価値を理解してくださっているのだと感じます。ADDIXさんとはいわゆる“受発注”の関係ではなく、目線を合わせていただけるのも非常に助かっていて、専門的な話の場合は私たちにわかりやすい言葉で説明していただいています。
今後ビジネスエアポートは、数多くの競合の中から選ばれるブランドになっていきたい、シェアオフィスのリーディングカンパニーになりたいという展望があります。引き続きADDIXさんには、私たちの足りないところをフォローしてもらえたらありがたいです。
髙橋:これまで1年半伴走させていただきましたが、これからが本番だと思っています。置鮎様とディスカッションを重ねていますが、問い合わせや会員の“量”に加えて“質”も高める施策を展開していきたいですね。
──最後に、東急不動産さんからみたADDIXさんの企業としての魅力について教えてください。
置鮎:東急不動産の“黒子”としても動けるし、中の人として表にも出ていける。まさに企業のかゆいところに手が届く存在ではないでしょうか。先回りして動けるほどに事業や組織の理解をしてくれてると感じています。仕事を親切丁寧にやってくれるし、スピードも速いし、何より一緒にやりやすいです。
髙橋:ありがとうございます。2017年頃から世の中でDXの支援が求められるようになってきましたが、ADDIXには、それより前となる2008年の創業以来、受発注の関係性を超えて、さまざまな企業のDX支援パートナーとして伴走してきた歴史があります。
DXは新規事業であることが多いですが、そんなにすぐにうまくいくことはありません。しかも、立ち上がり期は人員が少なく、通常業務もある中で、大変な労力がかかっていることがあります。そこにADDIXのメンバーが加わることで、一緒に汗をかきながら、成果を出すことをサポートできればと考えます。これからも様々なプロジェクトに伴走させていただきたいと思います。
事業創造支援から、サービス・事業のグロース支援を行うADDIX
ADDIXでは、現状分析から事業構想の策定、KPIや顧客体験価値(CX)の設計、ビジネスモデルの企画立案、データ基盤の設計・開発まで、事業開発のさまざまなご支援を行っています。また創業から培ってきたデジタルマーケティング実行や、自社メディアIPによる各業界のネットワーク活用・ファン形成、デジタル人材の供給・内製化まで、企業課題に応じた一気通貫でのご支援が可能です。ADDIX公式サイトよりお気軽にお問い合わせください。