デロイト トーマツ グループは、貿易・国際物流に関するアドバイザリーサービスの窓口を一元化し、強化していくことを目的に、デロイト トーマツ GTBを設立し、6月1日より事業を開始した。
デロイト トーマツ GTBでは、デロイト トーマツ グループの貿易・国際物流に関するアドバイザリーサービスの窓口一元化に加え、貿易関連サービスのカバー範囲を拡大して提供。具体的には、従来から提供してきた関税評価プランニングやFTA活用支援、輸出管理体制構築・内部監査支援といったサービスに加え、貿易業務電子化に進めた各種支援や自社通関体制の構築支援、サステナブルな国際物流の実現に向けた各種支援などのサービスを強化するという。
また、これらの強化を踏まえ、デロイト トーマツGTBは、法令・制度改正対応、手続き・業務プロセスの改善への対応、国際物流の諸問題への対応、貿易関連ITサービスを提供。例えばペーパーレス化であれば、システムの導入のみならず、その背景にある業務プロセスの問題や貿易関連データ授受の仕組みの問題といった根本原因も含めて、企業の貿易に関する課題をEnd to Endで解決するとしている。
デロイト トーマツ グループは今後、デロイト トーマツ GTBを中心に連携し、企業の貿易・国際物流に係る課題を解決していくという。