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スタートアップが陥るIRの課題──経産省『IRガイダンス』作成者たちが語る、投資家像を見誤らない開示

経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』説明会

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成長フェーズごとに異なる投資家像。手探りのIRは困難

三木:まず、「~ミドル、レイター、Post-IPO」の成長ステージごとにIR・開示の課題と論点をまとめました。当然ですが、成長フェーズが進んでいくほど資金調達の方法が多様化していき、投資家の目線が変化していきます。企業は、この変化に対応していかなければなりません。

【引用】経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』
【引用】経済産業省『上場・未上場スタートアップのIR・開示に関するガイダンス』P.5
[画像クリックで拡大表示]

 これは当たり前のように聞こえるかもしれませんが、「では実際にどうやって対応すればよいのか」と問われると、多くの方が何をやればよいかわからないというのが実情です。レイターのフェーズに差し掛かっても、ミドルステージ以前のIR・開示を続けており、新たに向き合うべき投資家にまったく刺さっていないというケースを多く見かけます。

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名須川 楓太(Biz/Zine編集部)(ナスカワ フウタ)

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