ソフトバンク、兵庫県養父市、吉本興業は、養父市でのWeb3.0を活用した取り組みを推進するため、「Web3の活用に係る取組に関する連携協定」を締結した。
同協定の取り組みの第1弾として、養父市は、吉本興業およびソフトバンクと連携し、ソフトバンクがこれまで様々なサービスで活用してきた2Dメタバースプラットフォーム「ZEP(ゼップ)」を活用して、市の魅力の発信や市民の交流の拠点となるメタバース「バーチャルやぶ in ZEP」を、9月8日にオープンした。
同メタバース上に養父市の象徴的な景観を再現し、その中で市民同士の交流や、会議が行えるスペースを設けるほか、同市のニュースや天気、地元産品など、市の魅力や情報を発信。リアルと連動した吉本芸人によるイベントなども開催予定で、ブラウザーからのアクセスが可能なため、アプリをダウンロードすることなく操作できるという。
3者は今後、それぞれの強みを生かして連携し、バーチャルやぶ in ZEPの提供をはじめ、地域活性化や市民サービスの向上、DXの推進に取り組んでいくとしている。
連携協定の内容
- Web3.0を活用したメタバースの構築に関する事項
- Web3.0を活用したメタバースの運用・保守管理に関する事項
- Web3.0を活用したメタバース上におけるイベント・プロモーションに関する事項
- その他、Web3.0を活用した事項