ヘルスケア領域でのイノベーションにおける重要なポイント
大角:ここまでの事業展開において障壁や課題があれば教えてください。
山並:やはり検診率の低さが大きなネックです。日本の場合、企業内での検診が多いので、たとえば研修の一環として考えていただくなど、今後さらに企業との連携を進めていく必要があると考えています。ありがたいことに、我々の事業に関心をお持ちの企業も多いので、自治体や医療機関にアプローチしながら、多くの方にAIによる診断を受けてもらえるよう尽力していきます。日本には40~50代の女性社員を大勢抱えている企業が多数あるため、関心の高い分野だという実感があります。