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オープンイノベーションとCVCの実践者

関西電力の成功と失敗に学ぶイノベーションの生み出し方──撤退基準、仕組みや制度の絶え間ない進化とは

【後編】関西電力株式会社 イノベーション推進本部 副本部長 執行役員 浜田誠一郎氏、部長 神田康弘氏

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新規事業の初期メンバーのアサインや領域の設定、若手を育成するシニアの役割

中垣:さまざまな課題に直面しながらも壁を乗り越えてやり切ることができたのが、関西電力の新規事業が成功した秘訣のような気がしました。それでは最後に、新規事業に取り組んでいる読者に向けてアドバイスをいただけますか。

浜田:私は人が大事だと思っています。新規事業に意欲を燃やせる人材をいかに発掘して、アサインできるか。特に立ち上げ期のチームビルディングは重要です。スタートアップでもシード期やアーリー期にどれだけコミットできる人材がいるかが、事業のその後に大きな影響を与えますよね。思いを持った人材を集めて、チームを作り、可能な限り権限を持たせて走らせるというのが、新規事業にとって最も重要なのではないかと考えています。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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