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TBM、新素材LIMEXのグローバル展開に向けて経営体制を強化

株式会社TBM

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石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」を開発・製造・販売する株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:山﨑敦義、以下TBM)は、グローバル展開の加速に向けて、元YJ America社長、弊社社外取締役 坂本孝治が取締役に就任、4名に対するCXO職の付与、開発本部、本部長として水野英二が就任したことをお知らせいたします。(6月29日に開催された第7期定時株主総会及び取締役会にて決定)

■概要                                             
現在、グローバルリスクとされる水不足や気候変動のほか、SDGsの達成に向けて企業の環境問題への配慮や対応が求められています。また今年に入り、海洋のマイクロプラスチック問題を起点に、世界中で使い捨てプラスチックを規制する動きが強まっております。このような環境意識の高まりを受け、LIMEXは世界中から400件以上の引き合いをいただくなど、国内外から多くの注目を集めております。平行して、2017年に基本合意を締結した、サウジアラビア国家産業クラスター開発計画庁・日揮株式会社との3者による、サウジアラビアにおけるLIMEXの工場展開に向けたプロジェクトや、CSRヨーロッパが主催し、ブリュッセルで開催されたBrussels SDG Summit 2018のパートナーに認定されるなど、グローバル展開を推進しています。
今回、海外企業・団体との連携やグローバル市場への展開をより加速すべく、経営体制の強化に至りました。数多くの企業経営に参画した経験を持ち、2016年より弊社社外取締役に就任している元YJAmerica, Inc.社長の坂本孝治を取締役に迎え、坂本を含む4名に対してCXO職を付与しました。また、国内外の製品開発で数多くの経験を持っている水野英二を開発本部の本部長として迎えることで、製品開発のスピードを上げ、グローバル展開に向けた開発体制を強化いたしました。
なお、TBMは今後の事業展開を加速させるために採用活動を強化しております。ご興味のある方は、こちらのリンクよりお問い合わせください。

採用サイト:https://tb-m.com/recruit/

■ 坂本 孝治 プロフィール
                   
・略歴
1990年 伊藤忠商事株式会社 入社
2007年 エキサイト株式会社 代表取締役、常務取締役就任
2012年 ヤフー株式会社 コンシューマ事業担当執行役員就任
2013年 ヤフー株式会社 ヤフオク!カンパニー長就任
2014年 YJ America, Inc. 社長就任
2016年 株式会社TBM 社外取締役就任
2018年 株式会社TBM 取締役就任

・経歴
伊藤忠商事でインターネット関連事業を複数立ち上げ、エキサイト株式会社で上場後、代表取締役を経て、2009年にヤフー株式会社に入社。ショッピング、オークション、課金サービスの事業を担い執行役員を勤めた後、ヤフー株式会社初の米国子会社を設立し、米国シリコンバレーに赴任。今回、TBMのLIMEX事業に集中するため、日本に帰国し、ヤフー株式会社を退社。2018年6月、株式会社TBM取締役COOに就任。

・坂本氏のコメント
株式会社TBMのミッションである「今までにない笑顔が、人と人をつなぐ世界を作る」に大変共感し、そのミッションの元、地球の環境に貢献でき、かつ日本から世界に挑戦できる新素材であるLIMEXを世界中に広げるために、これまでの人生の全ての経験を注ぎます。

■CXO職の付与                                  
以下4名に対してCXO職を新たに付与し、グローバル展開に向けた組織体制を整えました。

山﨑 敦義
代表取締役 CEO (最高経営責任者)
坂本 孝治
取締役 COO (最高執行責任者)
山口 太一
執行役員 CSO (最高経営戦略責任者)
笹木 隆之
執行役員 CMO (最高マーケティング責任者)

■ 水野 英二  プロフィール                                    
・略歴
1990年 住友スリーエム株式会社(現スリーエムジャパン株式会社)入社
2018年 株式会社TBM入社

・経歴
住友スリーエム(現スリーエム ジャパン)に入社後、製造技術、製品開発、シックスシグマ、マーケティング、事業企画、海外営業と複数の職務を経験。数多くのプロジェクトをマネージメント、特に、事業立ち上げ、製品開発など上流工程で実績を残した。2016年からはシンガポールに駐在し、東南アジア(タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、シンガポール)の日系企業ビジネスの責任者としてクロスカントリーで活躍。2018年7月、株式会社TBM入社。

・水野氏のコメント
ベンチャーらしいスピード感を持って、技術プラットフォームの拡大や海外工場への展開など、TBMの事業拡大に貢献します。

■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは炭酸カルシウムを50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材料であり、
日本発の新素材。
・ 2013 年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業
「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014 年、国内特許を取得。現在、日中米欧を含む20か国以上で登録済。
・ 2015 年、宮城県白石市に年産 6,000 トンの LIMEX を製造する第一工場を建設。
・ 2016 年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の
『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャル
  インパクトアワード』を受賞
・ 2017 年、「第 7 回日米イノベーションアワード」において
『イノベーション・ショーケース』を受賞
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙 1 トン生産する場合、樹木を約 20 本、
水を約 100 トン使うが、LIMEX は原料に木や水を使用せず、
石灰石 0.6~0.8 トンとポリオレフィン約 0.2~0.4 トンから
LIMEX の紙代替製品(LIMEXシート)1 トンを生産可能。
※国内の製紙業界においては、単に伐採するだけでなく海外で植林活動を実施。
※使用済みの LIMEX の紙代替製品を廃棄する場合は可燃ごみ扱い。(古紙回収に出さない)
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂 100%であるが、
LIMEX では主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEX の印刷物等のリサイクル材から、LIMEX 製のプラスチック成型品
(LIMEXペレットを加工)を作れ、環境負荷軽減に貢献できる。
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも 100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。

■ 株式会社TBM
代表取締役 CEO :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座 2-7-17-6F
設立 :2011 年
資本金 :60 億 7,080 万円(資本準備金含む)/ 2018 年 3 月時点
事業内容 :LIMEX 及び LIMEX 製品の開発・製造・販売
URL :https://tb-m.com/limex/

*本ニュースリリースに記載された会社名および
商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。

この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 笹木隆之 佐々木駿
TEL: 03-3538-6777 FAX: 03-3538-6778 Email: infomail@tb-m.com



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