日本電信電話(以下、NTT)とトライアルホールディングス(以下、トライアル)は、リテール業界におけるサプライチェーンマネジメント(以下、SCM)最適化実現に向けて、デジタルツインコンピューティングによるサプライチェーンマネジメント(以下、DTC-SCM)の共同検討および研究開発に関する連携協定を締結した。
トライアルが持つリテール業界の知見・店舗・データと、NTTが持つデータサイエンス分野の知見と技術を活かすことで、DTCによるSCM最適化実現を目指す。これによりメーカ・卸・小売のデータ融合を加速し、また商品カテゴリごとに異なるサプライチェーンや購買傾向も加味した最適化実現を目指すという。
また、トライアル店舗での実証実験に向けて、以下の取り組みについて1月より共同検討および研究開発を開始するとしている。
- 補充発注自動化(売場における欠品などによるチャンスロス、および廃棄ロスの削減)
- 物流効率化
- プラノグラム(棚割最適化)
- 1to1マーケティング(ターゲティング型マーケティング)