なぜ味の素は有報で課題を赤裸々に開示したのか──味の素の人事部長と語る、人的資本経営の実践とパーパス
ゲスト:味の素株式会社 執行理事 コーポレート本部 人事部長 森永浩康氏
有報で課題のある項目も積極的に開示する
田中:海外での市場開拓の経緯を書いた『地球行商人-味の素グリーンベレー』(黒木 亮 中央公論新社)などを読むと、すごく開拓者精神にあふれていますよね。それと人に寄り添う人財というのが、ちょっとタイプが異なるような気がします。
森永:今も開拓者精神のある人間はたくさんいます。でも、1950年代の、海外進出の経験が全くないのにニューヨークに事務所を作ってしまうような勢いは少なくなっているように思いますね。それくらいの開拓者精神があらためて必要になってきているという認識で、今は「挑戦」というキーワードで人事戦略を組み立てています。
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