「抜擢」こそが最高の投資
田川:人も事業も多様性が出てくると、マネジメントの難易度は上がりますよね。マネジメントをヒューマンスキルの強化や制度などでカバーする必要が出てくると思いますが、どういう考え方をとられているのでしょうか。
滝田:基本的には可能な限り制度で拾うべきだと考えています。人が増えてくると遠心力も出てきますし、多様性が高いとヒューマンスキルでのカバーに限界があるからです。ただログラスは、ベースは非常に合理的な一方、ウェットな部分も持ち合わせた会社です。早期からミッションやカルチャーを大事にしたい、多様性を大事にしたいと採用活動をしてきたのもその現れです。そういった“ウェットさ”は今後も大事にしたいと思うので、制度とヒューマンスキルのバランスをとるために、継続してマネジメントには投資していくことになると思います。