ギックスは、より高度な顧客理解を実現するため、時系列データなどを用いた分析手法の研究を行う組織「ゾクセイ研究所」を設立した。
ギックスは、顧客理解を促進するため、「2次属性」を基本コンセプトとして提供している。2次属性とは、行動履歴、移動履歴、使用履歴、修理履歴などの時系列データを集計した上で、ヒト、モノ、出来事の特徴を抽象化・概念化した「属性」を付与することで、顧客理解に紐づく分析だという。
同研究所は、顧客を表現するための属性の活用を目指し、その分析手法に関する研究活動を行う組織である。今後は、2次属性の体系的な分析方法論を確立し、GiXo Professional Networkやクライアント企業からの客員研究員招請について検討を進めるとしている。
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