AIでヒトとヒトとのコミュニケーションを円滑にする
松山:今回開発したシステムでは、車両の年式や走行距離などを入力するだけで、AIが約80項目の整備内容を診断し、部品交換・整備の必要性を示す「AI診断書」を出力しています。
大慶:診断書における表示方法は、お客様やエンジニアにとって直感的で伝わりやすいように工夫しています。例えば、整備項目の推奨度は星の数で表していて、星3つは交換の必要性が高いもの、星2つがその次に重要、そして星1つ以上の項目は自動的に見積書に含まれるようになっています。また、整備が必要な可能性がある重要項目については、エンジニアに実車での確認をより注意深く促せるよう設計しています。