「誰も知らないブランド」から「知る人ぞ知るブランド」へ
──2023年11月に出向起業を果たされてから約半年後、「第一回 日本新規事業大賞」に参加されましたが、どのような理由で応募されたのでしょうか。
西田:事業を知ってもらえるのであれば、何でも参加しようと思っていました。自分は基本的に目立ちたくないし、今までもどちらかというと裏方の仕事をしてきました。しかし、スタートアップでは事業と経営者はほぼ一体です。また広告費も潤沢にかけられる訳ではありません。苦手だけれど情報発信のためには、経営者はできることは何でもやらなくてはなりません。日本新規事業大賞に出ないという選択肢はなかったですね。大企業発のスタートアップはすべて挑戦すべきアワードだと思います。