SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

企業の持続的成長を実現する「顧客資本経営」

Apple、Amazonらも実践する「顧客資本経営」とは──顧客接点を起点とした企業の成長戦略

第1回

  • Facebook
  • X
  • Pocket

顧客資本経営の“本質”

 近年、「人的資本経営」という考え方が注目を集めています。従業員を単なるリソースではなく、企業の成長を支える資本(≒ストック)として捉え、長期的な視点で育成やエンゲージメントを強化するアプローチです。この考え方が広がる中で、その先に位置づけられるのが「顧客資本経営」です。企業と顧客の関係をストック型資産と捉え、長期的な価値創出を目指すこの経営手法は、現代の競争環境においてますます重要性を増しています。

人的資本経営と顧客資本経営のつながり

 人的資本経営では、従業員一人ひとりの能力や経験を企業価値向上の源泉と捉え、組織全体の成長へとつなげます。同様に、顧客資本経営では、顧客との関係性を企業価値の源泉とし、長期的な視点で関係を構築・深化させていきます。つまり、人的資本経営が企業内部の資産形成であるのに対し、顧客資本経営は企業と社会をつなぐ資産形成を目的としたアプローチなのです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
この記事の著者

野村 修平(ノムラ シュウヘイ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング