SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

量子産業の未来

「基礎研究で勝ち、ビジネスで負ける」を回避する。政府が描く量子エコシステム構築の道筋

ゲスト:内閣府 佐藤彰洋氏

  • Facebook
  • X

量子覇権をめぐる国際競争で日本が勝ち残るには

寺部:世界に目を向けると、各国の開発競争も激化しています。海外の動向をどう見ていらっしゃいますか。

佐藤:特に中国は量子技術に莫大な投資を行っており、その動きは非常にダイナミックです。たとえば、量子鍵配送(QKD)の分野では全国規模のネットワーク展開を進め、さらには南アフリカとの衛星通信実験に成功するなど、国家戦略の中核に据えて軍民両用で技術開発を推進する姿勢が明確です。こうした動きを踏まえると、日本が国際競争に敗れ、産業ごと量子技術を失ってしまうというリスクも決して否定できません。だからこそ、価値観を共有する国々と連携し、日本の技術力を高めていく必要があるのです。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます
  • ・翔泳社の本が買える!
    500円分のポイントをプレゼント

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
量子産業の未来連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

雨宮 進(アメミヤ ススム)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング