パナソニックが成熟市場で挑んだ、バケツリレー型商品開発からの脱却 縦割り組織から越境行動を生むには?
ゲスト:パナソニック株式会社 くらしアプライアンス社 谷口旭氏/パナソニック マーケティング ジャパン株式会社・首都圏社 北村洋平氏
スチームオーブンレンジ ビストロに見る、コモディティ化の脱却
古澤:ここからは具体的な事例について伺います。今回、ご紹介いただくのは、北村さんがMEチームのリーダーとして関わったスチームオーブンレンジ ビストロの新商品開発についてです。どのような課題からスタートしたのでしょうか。
北村:電子レンジは、すでに世の中に普及しきっている成熟商品です。「温める」「焼く」「煮る」「蒸す」といった機能は、既に相当高いレベルにきています。そのような中、事業責任者から「電子レンジの提供価値を刷新せよ」という非常に難しいテーマを与えられました。既存の延長線上ではない、新しい価値を創出する必要がありました。
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