2026年3月19日、経済産業省は東京証券取引所と共同で、令和7年度「なでしこ銘柄」および「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」の選定結果を発表した。今年度は、女性活躍推進に優れた上場企業26社が「なでしこ銘柄」として選定され、加えて両立支援に特に優れた23社が「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」に選ばれた。

「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に積極的に取り組む上場企業を、中長期の企業価値向上を重視する投資家への魅力的な投資対象として紹介することを目的としている。評価は、「女性活躍度調査」の回答結果をもとに実施されている。また、企業価値向上のためには「採用から登用までの一貫したキャリア形成支援」と、「共働き・共育てを可能にする性別を問わない両立支援」の両輪での推進が重要とされる。これらの取組を実践している企業が「なでしこ銘柄」に選ばれている。
一方、「Nextなでしこ 共働き・共育て支援企業」は、育児や家庭と仕事の両立を性別問わず支援する取組に特に優れた企業が対象である。これにより、多様な人材が活躍しやすい企業文化の浸透が期待される。
今回選定された企業の事例や取り組みについては、経済産業省ホームページでレポートとして詳細が公開されている。内容は、選定企業の事例集や、重視する指標・男女間賃金格差是正・女性従業員の健康課題への取組などのベストプラクティス集、定量データ一覧など多岐にわたる。参加企業が自社の数値を比較できるセルフチェックシートも用意されている。
本施策によって、女性活躍推進と両立支援を実践する企業の可視化が進み、新規事業や企業変革を目指す経営企画部門において、企業価値向上に繋がる取組事例の参考材料となることが期待される。
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