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新規事業開発マネジメントの要諦

孤独なリーダーをどう支えるか。「イノベーター・ジャーニー・マップ」で紐解く人材発掘と4つの支援策

第8回

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 本連載では、大企業からスタートアップまで幅広い新規事業開発に携わってきた筆者の経験をもとに、VUCA時代のイノベーション創出に向けた重要なエッセンスを考察しています。現場の責任者や担当者だけでなく、事業を牽引・マネジメントする立場の方に向けて、プロセスの全体像や各フェーズの課題解決アプローチを提示していくのが本連載の狙いです。第8回となる本稿では、「イノベーター人材の要件」をもとに、どのように人材を見極め、発掘し、適切に配置していくべきか、その考え方を詳解します。

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志向性と資質からイノベーター人材を見極め、発掘する

 イノベーター人材の要件や定義を明確にした後は、それに該当する人材を見極め、発掘し、新規事業へと配置する必要があります。しかし実際の現場では、下図のように「イノベーター人材を発掘・配置できていない」ことが大きな課題として顕著になっています。

イノベーター人材の発掘・育成・活用(配置)に関する課題①
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イノベーター人材の発掘・育成・活用(配置)に関する課題②
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イノベーター人材の発掘・育成・活用(配置)に関する課題③
クリックすると拡大します

 では、どのようにイノベーター人材を発掘・配置すればよいのでしょうか。重要なのは、まず「志向性」によって候補人材の母集団を把握し、その中から「資質」を見抜くことです。

 「志向性」を見極めるには、大きく2つの観点があります。

 1つ目は、本人が新規事業に対して自律的な意思表明や行動をしているかという観点です。たとえば、「新規事業創出プログラムやビジネスコンテストへの応募経験がある」「業務外の時間で興味のある分野の調査・研究を進めている」「趣味で本業とは別の事業やアイデアに取り組んでいる」「新規事業関連のイベント・勉強会に参加し、情報収集を行っている」といった行動が挙げられます。

 こうした兆候を見逃さないためにも、企業は従業員の潜在的な志向性を表出させ、把握するための場や仕組みを作ることが重要です。

 2つ目は、その人材のモチベーション(動機づけ)と、何を重視するかという観点です。企業がそのすべてを把握できるかは別として、自律的な意志や行動がともなっている人材が「なぜ新規事業に取り組みたいのか」「何を重視する価値観の持ち主なのか」という軸は、志向性を判断する際の重要なリファレンスとなります。

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2軸で読み解く、イノベーター人材の志向性と事業適性

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この記事の著者

北嶋 貴朗(キタジマ タカアキ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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