執筆者情報
北嶋 貴朗
(キタジマ タカアキ)
株式会社Relic 代表取締役CEO埼玉県立川越高校/慶應義塾大学を卒業後、組織/人事系コンサルティングファーム、新規事業に特化した経営コンサルティングファームにて中小/ベンチャー企業から大手企業まで幅広いプロジェクトをマネージャーとして牽引した後、DeNAに入社。主にEC事業領域での新規事業/サービスの立ち上げや、事業戦略/事業企画、大手企業とのアライアンス、共同事業の立ち上げのマネージャーとして数々の事業の創出~成長を担う責任者を歴任し、数十億円規模まで拡大。2015年に株式会社Relicを創業し、代表取締役CEOに就任。企業の新規事業創出プログラムやアクセラレーションプログラム等でのアドバイザー/メンター/審査員としての活動や、新規事業開発/イノベーション創出に関連する執筆・寄稿や講演実績等も多数。
https://relic.co.jp/
執筆記事一覧
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業開発やイノベーション創出の再現性を高める「インキュベーション戦略」と「IRM」とは?(第6回)
前回は、新規事業における「継続/撤退の判断基準と意思決定における考え方やポイント」について触れつつ、企業が新規事業の成功確度を高めるために重要な「健全な多産多死」を実現するためのアプローチについてご紹介しました。最終回となる今回は、これまでの連載内容を総括しつつ、日本企業が新規事業開発を通じてイノベーションを起こし得る組織に変革するためのエッセンスやアプローチを提言していきます。
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業開発に挑み続けるための“撤退基準”の定め方──成功に向けた「健全な多産多死」を実現するには(第5回)
前回は、新規事業開発の現場で頻出する3つの課題の1つである「評価/検証した事業プランを上手く実行・推進できない」に対する解決アプローチについて解説しました。今回は、これまでに生み出し挑戦してきた新規事業における「継続/撤退の判断基準と意思決定における考え方やポイント」について触れつつ、企業が新規事業の成功確度を高めるために重要な「健全な多産多死」を実現するためのアプローチをご紹介していきます。新規事業に取り組む企業が増えてきた昨今、新規事業を如何にして立ち上げるか? と同様に、如何にして終わらせるか? 撤退基準をどうするべきか? という悩みや課題が多発しているのです。
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Innovation Works File
なぜ新規事業の事務局は疲弊するのか──事業創出特化型SaaSで工数削減に成功したドコモの“次の一手”(ゲスト:株式会社NTTドコモ イノベーション統括部 金川 暢宏氏、服部 和也氏、株式会社Relic 代表取締役CEO 北嶋 貴朗氏)
変化の激しい時代に、新規事業創出を目指して取り組みを進める企業が増えている。しかし、3年ほどでその取り組みが失速、頓挫してしまうことも多いのが現状だ。新規事業創出プログラムを円滑に行うには、どうしたらいいのか。NTTドコモで新規事業創出を目的としたプログラム39works®を運営する金川 暢宏氏、服部 和也氏と、新規事業創出やイノベーション共創に最適化したSaaS型イノベーションマネジメント・プラットフォームThrottleを手掛ける株式会社Relicの代表取締役CEO、北嶋 貴朗氏に編集部が聞いた。
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Biz/Zineインサイト
無消費を起点とした「市場創造型イノベーション」──大企業で“説明責任の呪縛”を回避し実践するには?(ゲスト:INDEE Japan 津田 真吾氏、Relic 北嶋 貴朗氏)
クリステンセン教授の著書『繁栄のパラドクス』や『ジョブ理論』を題材に、大企業の新規事業開発を支援するINDEE Japan津田真吾氏、Relic北嶋貴朗氏の対談が実現。市場創造型イノベーションとは何か。その起点となる「顧客のジョブ」や「無消費」などを議論しました。最終的には、日本企業が市場創造型イノベーションに取り組む具体策までを議論した対話内容をお届けします。
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業開発の成否を分ける“エグゼキューション能力”──事業を推進するためのKPI設定・可視化・改善(第4回)
前回は、新規事業開発の現場で頻出する3つの課題の1つである「事業プランやアイデアを適切に評価/検証できない」に対する解決アプローチについて解説しました。今回は、3つ目の課題である「評価/検証した事業プランを上手く実行・推進できない」に対する解決アプローチについてご紹介していきます。
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業開発において事業プランやアイデアよりも大切なこと──適切な評価と検証に必要なアプローチとは?(第3回)
前回は、新規事業と既存事業の根本的な考え方や性質の違いと、新規事業開発の現場で頻出する3つの課題、そしてその課題の1つである「事業プランやアイデアが無い/出てこない」に対する解決アプローチについて解説しました。今回は、2つ目の「事業プランやアイデアを適切に評価/検証できない」に対する解決アプローチについてご紹介していきます。
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業のアイデア・プラン創出を成功させるアプローチ──事業開発の現場で頻出する「3つの課題」とは?(第2回)
前回の記事では、新規事業開発に取り組む上での前提となる新規事業の「目的/意義」や「目線/定義」と、それに伴う最適なアプローチ方針の概要について解説しました。本稿では、新規事業と既存事業の考え方の違いを理解した上で、新規事業開発の現場において頻出する3つの課題と、その課題の一つである「事業プランやアイデアが無い/出てこない」に対する解決アプローチについてご紹介していきます。
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失敗しない新規事業開発の進め方
新規事業開発の成功率を高める組織作り――新規事業のために検討すべき3つのステップとは?(第1回)
本連載では、新規事業開発において真に重要なエッセンスを、ノウハウやスキル、組織体制やチームビルディングの観点からご紹介します。 今回は、新規事業開発に取り組む前に決めるべき「目的/意義」「目線/定義」、そして新規事業開発の成功率を高める「最適なアプローチ」の定め方をご紹介していきます。