NECは2026年10月20日、業務でAIを利用する22~59歳の513名を対象とした「働く人のAIとウェルビーイングに関する意識調査」を公開した。AI活用に満足する層は66.9%だったが、幸福感・充実感を感じる層は49.7%で、満足していても幸福感が上がっていない人が23.0%いた。

調査は2026年7月、従業員数50名以上かつ年間売上高10億円以上の組織・団体に勤務する人を対象にインターネットで実施した。組織に関する設問は回答者本人の認識にもとづく。
組織のAI活用環境として設定した4項目(状況に応じたルール見直し、使い方を議論する場、任せる範囲の共有、現場の声のルールへの反映)のいずれにも当てはまらない人の幸福感は25.8%で、1項目該当で45.6%、4項目すべて該当で73.9%だった。ただし、4項目すべてを整備済みの組織は30.6%にとどまった。

効率化で生まれた時間をどのような価値創出に転換したいかでは、「人にしか出せない仕事の強化」が35.5%で最多だった。一方、すでに価値創出に活かせている人は15.4%で、「やりたいが、そのための仕組みや受け皿がない」人が27.5%にのぼった。両者の幸福感は84.8%と31.2%で、53.6ポイントの差があった。

5~10年後に重視する働き方では、回答者が「ワークライフバランス志向」「プロフェッショナル志向」など6つのタイプに分かれた。NECは調査結果を踏まえ、栗原聡氏(慶應義塾大学 理工学部教授)ら有識者5名へのインタビュー記事もWebサイトで公開する。


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