ウエストポイント流 リーダー10カ条(4)相手の見方を取り込み、逃げず、変化を起こす
8)リーダーは、相手の見方を取り込む
異文化環境に限らず、異質で多様な人々と活動するリーダーにとって重要となるのは「相手の見方を取り込む」ことです。「相手の見方を取り込む」ことで相手の判断と行動のパターンが見えてきます。このように相手のパターンを理解することによって、コミュニケーションやネゴシエーションを有利に進めることができますし、より高次元での問題解決も可能になるでしょう。
アメリカの有名なリーダーシップ研究機関であるCCL(Center for Creative Leadership)ではこれを「Perspective Taking」と呼び、異文化環境のなかでリーダーに求められる重要な能力としています。