TechHarborは主要なスタートアップの情報を有する世界の主要なデータベース「crunchbase」「IVC」「Tech in Asia」と連携。 crunchbase(CrunchBase)は米国を中心にグローバルのスタートアップを網羅するデータベース。また、IVC(IVC Research Center)はイスラエルのスタートアップの情報を集結したデータベース。 そして、Tech in ASIA(Tech in ASIA)はシンガポールを拠点に、アジア全域のスタートアップ情報をカバーしている。 TechHarborでは、これら3つのデータベースが有する情報が利用できるという。
さらに、TechHarborには世界のデロイトのメンバーファームやベンチャーキャピタル、 大学などから得られる情報も追加されており、 世界のスタートアップ企業の企業データ、 資金調達状況、 製品、 AIやロボティクスなどのExponential Technology(エクスポネンシャルテクノロジー=指数関数的な技術)に関連する情報を、一元的に検索/分析できるようになる。
また、 このプラットフォームは、DTCとトーマツ ベンチャーサポートが提供している 「グローバルオープンイノベーションサービス」への適用も期待されている。グローバルオープンイノベーションサービスとは、日本企業に対する、新規事業/技術戦略支援をはじめ、現地スタートアップのスカウティングサポートなどを提供するサービス。TechHarborは、これらのサービス提供側に外部からの異質(ヘテロジーニアス)な“知”をもたらし、オープンイノベーション創出の支援につながるという。