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クリステンセン「ジョブ理論」入門

「ジョブ」と「ニーズ」って何が違うの?今さら聞けないジョブ理論の素朴な疑問

第六回

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先にジョブありきか?技術から考えてはいけないのか?

いわゆる「マーケットイン」と「プロダクトアウト」の議論はいつも水掛け論になってしまいがちだ。派閥に分かれているようにも見える。技術開発に時間が掛かるハードウェア関連の業界経験が長いとプロダクトアウト、サービスやITなど製品開発にあまり時間が掛からない業界経験が多いと、マーケットインの発想を採る方が多いように見受けられる。モノづくりに必要な時間的な制約で、選べないことも多いだろう。さまざまな制約はあるが、大きな投資をして売れないモノをつくってしまうプロダクトアウト派への風当たりは相当強い。

だが、冷静に考えてみればどちらが先であろうと、商品が顧客に出会わないと何も始まらない。そして、どちらのアプローチであってもジョブ理論は活用できる。私たちも同じく様々な業界で実践してきているので、あえて引き合いに出す必要もないかもしれないが、クリステンセン氏の書籍からだけでも医療、教育、インフラ、IT、あらゆる業界でジョブ理論が活用されている。顧客の未解決ジョブを発見し、そのジョブを解決する製品やサービスを開発する。あるいは、プロダクトアウトで先に製品をつくり、解決する顧客ジョブを探し出す。逆のアプローチも可能だ。

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この記事の著者

津田 真吾(ツダ シンゴ)

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