SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

新着記事一覧を見る

おすすめのイベント

おすすめの講座

共創し学習する新しい組織論

人工生命研究者が語る「近未来に最適化」するAI、「1万年単位で動くもの」を目指すALife

ゲスト:株式会社オルタナティヴマシン代表取締役青木竜太、岡瑞起、最高科学責任者池上高志氏 第1回

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

「近未来に最適化」するAIと、「1万年単位で動くもの」を目指すALife

池上:
 なぜALife研究が重要だと考えるのかは、自分でシステムを作ることを考えてみると分かりやすいと思います。例えば脳というシステムを人工的に作るとして、ある問題を解かせるツールとしてとか、パターン認識のために、などいろいろな使い方があるでしょう。しかし、脳にとって一番問題なのは、脳を放っておいて80年位稼働しつづけるかどうかということなんです。それって無茶苦茶難しいんですよ。一週間くらい動くシステムならできますが、80年動くものを作ろうとすると、これまでとは別のシステムがいると気づくんですよね。温度がすごく変わったらどうしようとか、急に壊れたらどうするかとか……。そういう、長い時間耐えうる、生きたシステムをどうつくるか問題に対して、生命というのは、潜在的な可能性のある回答をたくさん用意してくれているんです。

 代謝反応や自己複製、あとは適応的な能力や進化する能力、そういった物を人工的に作ろうというのがこの分野の始まりです。そこから、このALifeの国際会議にも参加していたダニエル・ヒルズやブライアン・イーノといった人たちが、10年ほど前に始めた大きな取り組みに、「Long Now Foundation」というものがあります。例えば、1万年壊れない建物を建てる技術はどういうものか、1万年動く時計を作るにはどうすればいいか、といったことをテーマにしています。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
共創し学習する新しい組織論連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング