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「イノベーションのジレンマ」の大誤解

オープンイノベーション2.0時代の「社内起業、8つの成功の道すじ」~『幸田正司物語』

第8回:「イノベーションのジレンマ」の大誤解【番外編2】イントラプレナーアクセラレーターという選択肢Vol.2

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オープンイノベーション2.0時代の「社内起業、8つの成功の道すじ」とは?

 さて、この「幸田正司物語」から、社内から新規事業がうまれる成功の“道すじ”を抽出していきましょう。

  1. 成功する社内起業家は必ずしも社内で評価されていない
  2. 社外との接点を積極的かつリアルに持っており、社外資源の調達可能性が高い
  3. 社内の評価よりも、自分の心の声に従っている
    それゆに、本業との競合を強く意識しない かつ、会社を辞める覚悟がある
  4. 応援してくれる一部の役員がおり、その役員に力がある
  5. 新規事業は、アイディアよりも人材が重要であると社内が気づいている
    それゆえに、提案者自身が事業を推進することが前提となっている
  6. 社内の価値基準や意思決定プロセスから隔離されて、専任で、活動できる
    さらに一定期間後に、別会社にしている
  7. 株式シェアを実行者や社外に持たせている
  8. 新規事業は合理的な制度から生まれず、制度からはみ出したところで非合理的に、偶発的に生まれる

 今回はここまでとし、次回以降、上記の「社内起業、8つの成功の道すじ」を1つ1つ紡いでいきたいと思います。それらが「イントラプレナーアクセラレーター」の手続きを下支えしているコンセプト群になっているのです。幸田正司(34歳独身)はどのような判断をしたのでしょうか? 次回の連載でお届けします。

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鈴木 規文(スズキ ノリフミ)

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