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Startup Studioによる事業開発

「スタートアップスタジオ」が生む新たな起業エコシステムとは?

Startup Studioによる事業開発:第2回

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成功も失敗も、全てのノウハウやデータが蓄積していく仕組み

 商品アイデアはスタジオのメンバーが考えて立ち上げることもあれば、起業家や客員起業家、大企業の社内起業家や新規事業チーム、大学の研究者が持ち込む場合もあります。いずれにしても、ベンチャーキャピタル(VC)や創業期のスタートアップを支援するシード・アクセラレーターのように、投資業務やメンターとしてのメンタリング業務を生業とするのでなく、スタジオ自体が新しい商品を次々に生み出し、事業化し、会社化していくのです。

 手がける事業の成長する可能性が高くなれば、会社化して、スタジオからスピンオフさせます。この段階では、スタジオとスピンオフされたスタートアップは連結対象であることが多く、株式もスタジオが50%程度を所有することが多いとされています。スタートアップの出口戦略によって、早期に売却することもあれば、連携しているVCやエンジェル投資家から資金調達をして事業拡大を狙うパターンもあります。

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この記事の著者

及部 智仁(オヨベ トモヒト)

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