SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

共創し学習する新しい組織論

生物学者が優秀な経営学者?──経営に「ゴキブリの脳は2つ」という知識が必要な理由

鼎談ゲスト:コーン・フェリー・ヘイグループ株式会社シニアクライアントパートナー 山口 周氏 vol.4

  • Facebook
  • X
  • Pocket

過去の延長上には未来が見えない時代、現在の経営学の限界と新しい役割

宇田川
 今後、組織は小さくなっていった方がアンチフラジャイルなのでしょうが、問題はどうやってそこに向かっていくかということです。今の時代というのは、「みんな納得がいく感覚というものを得たくてもがいている段階」なんだと思うんです。というのも、私は九州の大学で9年間働いて、去年東京に戻ってきたのですが、東京ではビジネスパーソン向けの勉強会がものすごくたくさん開催されているのに驚きました。みんな何をしているのかというと、一生懸命、「正解探し」をしているんですね。今の延長線上には答えがないこともなんとなく分かっているんですけれど、でも当座の間、自分を強化してくれるものを求めている。

 だけど、世界はどんどん変わっていて、当座の正解を上回る衝撃がやってくるので、勝ち目がない勝負なんですよ。やっぱりアンチフラジャイルな生き方や社会、組織のあり方に変わっていかなければいけなくて、そのためには美意識みたいなものへの転換が求められてくるんだと思います。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
共創し学習する新しい組織論連載記事一覧

もっと読む

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング