そもそも“自分に合った仕事”など存在しない──全ての仕事が企画職であり、駄目なら辞められる人材流動性の担保が必要
島原:若い人は往々にして“自分に合った仕事”“得意を活かせる仕事”を望みがちじゃないですか。一生懸命、自己分析して。就活のアドバイスもそう教えている。でも、世の中の仕事の大半はやったことのないことばかりで、向き不向きなんて分からない。いつどこでどんな仕事と出会えるかは分からないので、とにかく偶然手にした仕事を楽しんでみる。どうしてもできなければ替えればいいんだし。仕事は向き不向きで選ぶものではなくて、「今食べているものをどうせなら美味しく食べようぜ」ということなのかなと思っています。