誰にでも適応できるキャリアパスなど、既にない
宇田川 元一氏(埼玉大学大学院 人文社会科学研究科 准教授)
和光:人材育成におけるスタンスとして、私の若い頃なんかは上司に「思うようにやってみろよ、失敗しても骨は拾ってやるから」なんて言ってもらえていたのが懐かしいですね。「20代のうちに1度は海外に出て経験を積ませる」という方針は変わっていないのですが、昔は「2,3回の失敗は気にするな」と言ってやれていた一方で、今は「外に出たらそれなりに成果を上げて、成長を実感してもらわなければ」と、成功体験確率を考慮しながら送り出しているのが現状です。