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意思決定プロセスを変革するOKRとは?

アソビュー、ワンダープラネット、コネヒトが語る三者三様なOKRの導入と運用事例

第7回 OKRセミナーレポート 前編

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 日本でもOKRを導入する企業が増えているが、すでに運用フェーズに入っている企業はどのようにOKRを活用しているのだろうか。
 2019年5月24日、OKRのクラウドツールを開発するResily株式会社主催のセミナーで、BtoCのITスタートアップ企業であるアソビュー株式会社の宮本武尊氏、ワンダープラネット株式会社の吉田幸一氏、コネヒト株式会社の宮崎拓海氏がモデレーターの堀江真弘氏とともに語り合った。そのセミナーの内容を前後編で紹介する。前編では、登壇各社がどのように自社でOKRの導入・運用を進めているかを紹介する。

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3社が語る、自社のOKR導入・運用状況

 セミナーは、3社の紹介とOKRの取り入れ方の紹介から始まった。

 最初に説明したのはアソビュー株式会社執行役員兼CSOを務める宮本武尊氏。アソビューは、「ワクワクを、すべての人に。」をミッションに掲げ、日本全国のレジャー・体験を予約・チケット購入できる遊びのマーケットプレイス「asoview!(アソビュー)」を中心に、体験型カタログギフトの「asoview! Gift(アソビューギフト)」、レジャー施設や自治体・観光協会などにasoview!のノウハウを活かしたコンサルティングサービスを提供している。

 同社は現在、従業員数約130名(アルバイト、インターン、業務委託含む)であり、人事制度としてOKRは導入しておらず、宮本氏が担当するasoview!チームにて、事業の成長を促すことを目的に、実験的に導入している段階だ。毎週部会を開き、OKRの進捗や課題の解決などを全員で共有、議論している。

 ついで説明したのはワンダープラネット株式会社でコーポレート部・組織開発グループのマネージャーを務める吉田幸一氏。ワンダープラネットは『週刊少年ジャンプ』の創刊50周年を記念したRPG「ジャンプチ ヒーローズ」や、全世界1000万ダウンロード突破したRPG「クラッシュフィーバー」等、国内・海外向けモバイルゲームを提供している企業である。

 その他、台湾・香港・マカオでの知名度を活用した、他社タイトルの海外パブリッシング事業も行う。急成長を続けている中で右肩上がりに従業員数を増やしており、5月24日現在188名が在籍している。「楽しいね!を、世界中の日常へ。」をミッションに掲げ、世界へ事業を広げる上で最初のゴールとしているのは、モバイルゲーム開発集団として成長著しいアジア圏でNo.1の座を獲得することである。

 ワンダープラネットでは全社と、その一階層下の各部門はObjectiveのみ設定し、KRは設定しないことにしている。各プロダクト開発チーム以降の階層からOKRを設定し、個人のOKRを設定するかどうかはチームリーダーの裁量に任せている

 3社目のコネヒト株式会社からは執行役員 兼 コーポレート部部長の宮崎拓海氏が登壇した。コネヒトが提供するママ向けQ&Aアプリ「ママリ」は、特に0-2歳児を持つママの認知度が非常に高く、新ママの3人に1人が利用しているというほど人気のサービスになっている。

 「人の生活になくてはならないものをつくる」を会社のミッションに、「ママの一歩を支える」をママリのブランドミッションとして、家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートすることを目指している。

 現在約80名の従業員がいるコネヒトは、経営から個人に至るまですべてのレイヤーでOKRを設定している。まず経営のOKR、次に部門のOKRを決め、それを達成するためにはどんな戦略や作戦、戦術が必要かを考えて個人のOKRを設定する。会社が掲げる目的と、個人の目標がシンクロしているか、取り組む仕事の意味づけ意義づけをいかにできているかを重視している。

次のページ
メンバーに経営陣の想像を超えた成長を促す──アソビューのOKR導入事例

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