サービスブループリントと他の分析ツールとの違い、どの場面で使うのか
さて、それでは数ある分析手法の中で、なぜサービスブループリントが必要になってくるのでしょうか?
サービスブループリントと同じように事業プロセスを可視化する方法にはプロセスマッピング(ブラウンペーパー手法と呼ばれる場合も)といったものがあります。しかしながら、プロセスマッピングがサービス全体のプロセスを可視化するのに対して、サービスブループリントは、ユーザーの行動や接点を起点に、事業者側のサービスや従業員の関連性を可視化するという点で異なります。ユーザーを中心におくことで、サービスの中の要素のつながりがユーザーにとっての価値につながっている意識をもつことができます。