「ACCEL PROGRAM」は、国内外のスタートアップを集めて独自のICO(イニシャルコインオファリング)/ IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)/STO(セキュリティトークンオファリング)に向けたビジネス設計から開発、マーケティングまでをサポートする総合支援型のアクセラレータープログラム。海外でのICO/IEO/STOを検討している国内外のスタートアップ(起業前の個人、チームでの応募も可)が対象となる。
実績として、このアクセラレータープログラム参加企業であるEther Security社がEast Ventures社より数千万円の資金を調達したという。
アクセラレータープログラムの詳細
1:ビジネススキーム・トークンエコノミーの設計
- ブロックチェーンの特徴を活かしたビジネスモデルの設計と、それに合わせたトークンエコノミーの設計支援
- 仮説検証のサポート。ブロックチェーンを活用したビジネス特有の検証の難しさを経験あるメンバーがサポート。週に一回の定例ミーティングも実施
- 日本国内の上場企業を含む大手企業とのアライアンス支援。TECHFUNDの株主である野村ホールディングスやアステリア、取引先であるSoftBankやPwCなど、国内の大企業とのリレーションシップ作りを支援
- 適切な内容でICO/IEO/STOが実施できるように、専門性を有する弁護士を紹介
- ICO/IEO/STOに関する状況は国によって異なるため、我々は各国の状況を常に調査しており適切な国での設立支援を行う
2:開発
- プロトコル自体またはプロトコルのSDKやAPIの開発支援、DApps開発時のスマートコントラクトやウォレットアプリケーションの開発支援、ハードウェアウォレットの量子コンピューター対策暗号理論研究支援など、ブロックチェーンに関連するサービスの開発を支援
- セキュリティ監査パートナーと連携し、スマートコントラクトやサービスのセキュリティ監査を支援
- トークン、クラウドセールのコントラクト開発及びKYCやAirdrop、リファラルプログラムなどのキャンペーン支援
3:マーケティング
- アジアを中心としたマーケティング戦略立案と実施支援
- 世界中の投資家・ユーザーとのリレーション構築を支援し、プレセールからクラウドセールまでのトークン販売を加速
- 仮想通貨(暗号資産)取引所への上場支援。KYCを適切に行っていない取引所の紹介等は、当該取引所による無登録での仮想通貨販売のほう助となる可能性があり、行なわない
- プログラム最終日にはシンガポールで支援先企業と機関投資家を集めたメンタリング会も実施
募集要項
- 応募条件:海外でのICO/IEO/STOを検討している国内外のスタートアップ、または起業前の個人もしくはチームであること
- 募集開始:8月9日
- 応募締切:8月31日
- 採択社数:上限8社を予定
応募方法
「ACCEL PROGRAM」特設サイトのエントリーフォームより応募 → https://accel-program.io/
これまでの実績
- スタートアップ支援数:300社以上
- 支援先スタートアップの合計資金調達額:約230万ドル
- プログラムに参加したスタートアップの国:8カ国以上
- 機関投資家との繋がり:100社以上、14カ国
- 上場企業など国内大手企業での新規事業支援:30社以上