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「大企業による新規事業」のリアル

ユーザベースとミーミルが語る、シナジーを生み出す出資と子会社化──新規事業としてのスタートアップ投資

第10回 ゲスト:ユーザベース佐久間衡さん、ミーミル川口荘史さん、守屋俊史さん、守屋実さん

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ユーザベースがミーミルへの出資を決めた経緯

畠山 和也氏(本気ファクトリー株式会社 代表取締役、以下敬称略):2020年4月にユーザベースは、持分法適用関連会社であるミーミルを100%子会社化することを発表されました。ミーミルはエキスパートリサーチ事業を行う企業として2017年に創業されましたが、その時点からユーザベースは出資されていたそうですね。これはどういった経緯だったんでしょうか。

佐久間 衡氏(株式会社ユーザベース 取締役、以下敬称略):ミーミルを創業する前の川口から、エキスパートリサーチビジネスをやりたいという話を聞いていました。利益が出るようになるまでは、何らかのコンサル業などをやりながら事業を大きくするという話です。それを聞いて、もったいないと思ったんですよ。

 というのは、ユーザベースは企業の意思決定を支える情報インフラを提供する企業を標榜していて、ビジネスにおける情報収集プラットフォームサービスのSPEEDAが創業事業なのですが、創業当初からいずれは「人の知見」のビジネスに取り組むと決めていたんです。

畠山:もともとユーザベースとしてもいつかはやりたいと思っていた事業だったんですね。

佐久間:そうなんです。2013年にソーシャル経済メディアのNewsPicksをローンチして、「人の知見」という点では一歩近づいていました。そこからどうやって本格的にビジネスにしていこうかと、毎年創業者の梅田(優祐氏)と、稲垣(裕介氏)、新野(良介氏)と真剣に話し合っていたんです。我々は「誰が事業を担当するか」を非常に重視しているのですが、その事業に情熱を持ってコミットする人が、社内でなかなか見つからなかったんですよね。

 川口と私は前職の同僚ということで起業の想いを偶然聞いたのですが、そのときから、回り道せずダイレクトに挑戦してほしいと感じていました。エキスパートリサーチビジネスに情熱を持っている川口に対して同じビジネスを求めていたユーザベースが出資することで、最初からビジネスの立ち上げと拡大に集中することができるのではないかと思ったんです。そこで、将来的に子会社化することも視野に入れて出資することにしました。

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この記事の著者

フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

畠山 和也(ハタケヤマ カズヤ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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