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リアルテックホールディングス、グローバルな課題解決を目指す地域発リアルテックベンチャーへの投資を開始

 リアルテックホールディングスが代表社員を務めるリアルテックジャパンを無限責任組合員として組成した「グローカルディープテックファンド」の一次募集を完了し、グローバルな課題解決を目指す地域発リアルテックベンチャーへの投資活動を開始した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] 事業開発 ディープテック グローカルベンチャー リアルテック

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 引き続きリアルテックホールディングスでは、80億円以上のファンド規模を目標として、地域金融機関・事業会社などからの出資を募り、参画企業と共に地域のリアルテックエコシステム構築を目指すとしている。

グローカルディープテックファンド 一次募集 参画企業一覧(五十音順)

地域金融機関・事業会社

  • 株式会社池田泉州銀行(本社:大阪府大阪市 代表取締役頭取兼CEO:鵜川淳)
  • 小橋工業株式会社(本社:岡山県岡山市 代表取締役社長:小橋正次郎)
  • ダイキン工業株式会社(本社:大阪府大阪市 代表取締役社長兼CEO: 十河政則)
  • 浜松磐田信用金庫(本社:静岡県浜松市 理事長:御室健一郎)

上記以外の投資家

  • SMBC日興証券株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:近藤雄一郎)
  • 株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区 取締役頭取:藤原弘治)
  • 株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区 代表取締役頭取CEO:髙島誠)

地域の金融機関や事業会社と共にエコシステムを構築

 地域のリアルテックベンチャーが成長するためには、地方大学などから生まれる技術シーズを、地域金融機関、地方自治体、地域経済を牽引する事業会社と共に育てるエコシステムが不可欠。グローカルディープテックファンドでは、参画する地域の金融機関や事業会社と共に3つの取り組みを進めることで、地域のリアルテックエコシステム構築を目指す。

1:地域に眠る技術シーズの発掘・育成

 リアルテックホールディングスはこれまで、リバネスと連携した地域特化型の技術シーズ発掘・育成プログラム「地域テックプランター」の運営を通じて、11の都道府県から605チーム(起業前含む)もの技術シーズを発掘してきた。

 今回、池田泉州銀行、浜松磐田信用金庫などが新たにグローカルディープテックファンドに参画することで、地域金融機関が有するネットワークを通じた技術シーズの発掘と共に、地域企業と協調したリアルテックベンチャーの育成・支援体制を構築していくという。

2:地域のリアルテックエコシステムを担う人材育成

 エコシステム実現のためには、仕組み以上に関わる「人」が大切になる。そこでグローカルディープテックファンドでは、参画企業からの人材出向を受け入れることで、地域に眠る技術シーズの発掘や投資育成を共に手がけながら、最適な手法を確立し、発展させ、これを地域に根付かせる取り組みを実施。また、出向者が中心となって地域企業と投資先ベンチャーとの連携を生み出すことで、ベンチャー支援の枠を越えた地域産業全体の活性化を担う人材を育成する。

3:地域企業によるものづくり支援

 リアルテックベンチャーが有する技術を社会実装するためには、研究開発だけではなく、部品調達・製造・物流・品質管理など、技術を製品として提供するものづくりの体制が不可欠。グローカルディープテックファンドでは、参画企業である小橋工業を始めとして、豊富なものづくりのノウハウを有する地域企業による投資先リアルテックベンチャーへの支援を行っていく。