利他的に新規事業を支える社内体制
畠山:予算をつけてもらい、トランクルーム検索サイトの事業が始まったわけですが、社長や取締役の方が直接相談に乗ってくれたそうですね。どんな相談だったのでしょうか。
奥村:当初は事業計画を作ったことがなかったので調べながらやっていったのですが、当時は検索サイトを作るのに必要な情報、たとえば市場規模感や検索ボリューム、妥当なKPIの設定など、調べ方自体がわからないものもありました。そういった調べ方などを教わったり、「こういったキーワードの掛け合わせで、SEOで検索されたときの表示順位をこの辺りまで持ち上げられたらこのぐらいの母数のユーザーがいるはずだよね」といった、非常に具体的でテクニカルなことも教わったりしていました。