資源を組み合わせ、購入意味につなげ、アウトプットする
3:資源を新たに“組み合わせる”
顧客にとって重要な意味を持つ「ズレ」や「不調和」が発見できたら、そこから一歩進んで考えたいのが、なるべく遠くにある「資源」同士を新たに組み合わせて、ギャップやズレを解消する方法を探ることだ。普段慣れ親しんでいる「資源」からはあえて思考を大きく振り、全く別の業界や分野で使われている資源、あるいはこれまで全く資源として認識していなかった人的資源などを組み合わせられないか、考えてみる。「図書館×カフェ」「スポーツ×地域活性」「お笑い芸人×教育」「繊維素材×航空機エンジン」といった資源の組み合わせ方である。ここでも重要なことは、「新しい資源」を見つけることではなく、「資源の新しい組み合わせ方」を発想することだ。