ATMを活用したeKYCが地方銀行の窓口業務を効率化する
次にACSiON CSO 兼 事業開発グループマネージャーの竹内進氏が登壇し、地銀におけるeKYCについて語った。
2019年にセブン銀行とSIerのISIDの合弁で設立されたACSiON(アクシオン)は、proost(プルースト)というeKYCサービスの開発を進めており、10月に提供開始を予定している。事業領域は、「オンラインの不正検知のプラットフォーム」「オンラインで本人確認するeKYC」「それらのコンサルティング」で、親会社であるセブン銀行のアセットを活用して事業展開している。たとえば不正検知では、ネット銀行として培ったオンラインの不正検知のノウハウを活用してサービス提供している。また、本人確認では、セブン銀行のATMをeKYCの窓口として活用するサービスを提供していくという。