東芝のDXによるエコシステム創出事例
事例1:誰もがIoTサービスをつくれるIoTプラットフォーム「ifLink」
続いて福本氏は、世界の変化に柔軟に対応できるような、サービスのエコシステムプラットフォームの事例として、東芝による2つの取り組みを紹介した。まず1つ目に紹介されたのは、オープンコミュニティである「ifLink」である。ifLinkは様々なプレーヤーがIoT機器やWebサービスをモジュールとして持ち寄ることで、ユーザーが自由に組み合わせて便利な仕組みを簡単に実現できるIoTプラットフォームだ。
IFとTHENのそれぞれのカードを選んで、スマートフォンで撮影するだけで、「もし、〜ならば〜する」というロジックでサービスを簡単に生成できる。たとえば、「玄関のドアが開いたことをドアセンサーが検知したら、メールで家族に連絡」「熱のある人を赤外線カメラで検知したら、ロボットがしゃべってお知らせ」ということも容易に実現できるというわけだ。