Withコロナ時代に製造業が取り組むべきDXの2つのポイント
福本氏は「コロナによる影響は収束が見えず、まだグローバル規模で継続する可能性が高い。そんな中で、社会的なデジタル化の動き、デジタルサービスの利用ニーズは今後も高まっていくと考えられる」と改めて繰り返し、「そうした状況下での製造業が取り組むべきDXのポイントは2点ある」と語る。
1つ目は、グローバルなサプライチェーンが分断し、製品の製造や出荷に甚大な影響があったことを受け、「ものづくりのレジリエンス(弾力性)の向上」を推進することだ。そのためには、製造現場情報のデジタル化・クラウド化によって工場間・サプライチェーンの連携を実現することが求められる。