無味乾燥なデジタルシフトではなく、人の温もりを感じられるDXを目指す
今後の展開として、非接触のため自分のスマートフォンでの利用ニーズが高まっており、専用アプリを開発中だという。クーポンやオススメ情報機能などの特典や販促機能を追加し、より楽しい買い物体験として、今後はプロモーションを強化していく予定だと山本氏は語る。店頭のデバイスと自身のスマホのどちらで利用したいかというアンケート結果では、約7割が自分のスマホを使いたいと回答していたため、アプリ開発によってレジゴーの利用率をさらに高められることが見込まれている。
サイネージやオンライン、ピックアップなど様々なサービスをデジタルにシフトしていっているイオン。一方で、レジゴーによりチェックアウトもデジタル化することで、より顧客とのタッチポイントが減り、店舗の価値である対人接客の価値が損なわれるのではないかと憂慮しているという山本氏。