外部人材を取り込みアジャイルで開発する
これまで金融業界はある程度の預金を伸ばせば貸し出しがついてくるといったように、予見可能性が極めて高いビジネスを行っていた。しかし、ここ30年ほどは安定的な成長が難しくなっている。また地政学上の問題や、現在のCOVID-19などの影響もあり、現在では来月、来週の見通しも付けづらくなっている。
そんな環境では、既存の銀行ビジネスのような、年単位の長い開発期間をとり、安全性と高い確実性を求めて開発する「ウォーターフォール型ビジネス」は立ちいかない。みんなの銀行は、スタートするまでは3年がかりで議論したが、今後は短期スパンで実装やテスト、計画を繰り返し、小さい単位でスタートさせてスケールさせていくような「アジャイル型ビジネス」に転換していく。