博報堂は、ミライの事業室内に新規事業共創プログラム「Hakuhodo JV Studio」を設置。博報堂が持つ生活者視点での成長戦略立案ノウハウを活用し、クライアント企業とともに近未来のビジネスチャンスを探索していく。事業計画を進める際は、クライアント企業と博報堂とで人的・金銭的・時間的リスクを共にテイクする事業体(JV)を設立し、新収益の獲得を目指すという。各事業計画は、新規事業立ち上げの経験やスキルを持った人材が推進するとしている。
「Hakuhodo JV Studio」の主な特徴・構想
- 「探索」「深化」「孵化」の3フェーズに事業構想ステージを区分し、構想段階から実装段階までワンストップで事業創造を推進。「探索」から「孵化」までは1年程度が目安。テーマによっては「深化」や「孵化」のフェーズからスタートすることも可能
- 各社が出資し合うJVによる事業化を前提。事業化に際し多様な収益化スキームを博報堂が提案
- 事業テーマは両社の既存事業の延長ではなく、新規事業。かつ、「生活者インターフェース市場」において新たな価値を創造するものを想定
- 3年で30社程度のJV設立を目安に推進